「診療放射線技師の新時代
~求められる診療放射線技師~ 」
令和5年度近畿地域診療放射線技師会学術大会
大会長 宮﨑雄司
令和5年度近畿地域診療放射線技師会学術大会のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
この度、本大会を令和6年2月11日に和歌山県和歌山市の「ホテルアバローム紀の国」で開催する運びとなりました。本大会は、ハイブリッド形式(オンデマンド配信)で開催いたします。令和5年5月8日に新型コロナウイルス感染症は、感染症法上の位置づけが「5類感染症」に変更されました。コロナ禍以前のような会員による活発な学術発表やシンポジウムなど学びの多い大会にしたいと考えています。
さて来年、日本診療放射線技師会と日本放射線技術学会が、初めて合同で学術大会を開催することはご周知のとおりです。同じ診療放射線技術を中心として両学会が、緊密な連携を取られることが期待されています。そこで、本大会は両学会員が放射線技術学の発展に寄与できる学びとなるよう、参加費を同額としています。
大会のテーマは、『診療放射線技師の新時代~求められる診療放射線技師~』といたしました。私たちを取り巻く放射線技術は日々進歩しており、現状をしっかりと把握すること、そして将来の技術へと繋ぐことができる大会にしたいと考えています。特に告示研修(令和3年厚生労働省告示第273号研修)を修了された後が大事であると考えています。
そこで、今回のシンポジウムではテーマを『タスク・シフト/シェアを導入するためのKnow-how ~どう進めれば始められますか?~』と題し、タスク・シフト/シェアが始められていない施設がどのようにすれば始められるのかという悩みを解決していく内容となっています。導入している施設と情報を共有し、大きな一歩を踏み出すためのヒントが得られるシンポジウムとなれば幸いです。
一人でも多くの皆様にご参加いただけるよう実行委員一同で企画を進めています。さらなる放射線医療技術向上のために集い、未来へつながるよう共に歩みましょう。皆様のご参加を和歌山で心よりお待ちしています。